「はてなブックマーク」は記事拡散の起点になりやすい
先程TwitterやFacebookとの連携機能があると説明しましたが、「インターネットで話題になる記事をいち早く見つけるユーザー」がいるはてなブックマークでは、ユーザーがTwitter連携でブックマークした記事をきっかけに拡散が促進するケースが多く存在します。
はてなのユーザー属性を見てみると、Twitterの平均フォロワー数が867となっており、平均的なTwitterユーザーの2.7倍の影響力を持っていることがわかります。そのために、記事が拡散しやすいと言えます。“これから盛り上がる情報”を共有してくれるユーザーなので、フォロワーが多いと考えられます。

新しいモノ好きの影響力のあるユーザーが「ツール」としてはてなブックマークを活用することで「メディア」を作り、メディアにネットの話題を探しに来たユーザーによってどんどん拡散し議論(「コミュニティ」)が生まれる。これが、はてなブックマークの持つ3つの要素が生み出す「話題創出」の仕組みです。
はてなブックマークの波及力
実際にはてなに投稿された記事が、はてなブックマークを起点に拡散しソーシャルメディア、キュレーションメディア、ニュースメディアに広がり、派生ブログやテレビ・新聞・雑誌などマスメディアに波及していった事例をご紹介します。
はてなサービスに投稿された記事は最初に、はてなブックマークで話題となり、同時にTwitterでも徐々に広がっていきます。そこから他メディアでの取り上げや派生記事などの影響で、ユーザーの多いTwitterなどで一気に盛り上がりを見せていく様子がわかるかと思います。

コンテンツが拡散する最初のきっかけに、はてなブックマークがあるとされるのは、こうした拡散経路をたどるケースが多いためです。