『Web制作者のためのUXデザインをはじめる本 ユーザビリティ評価からカスタマージャーニーマップまで』は、デジタルマーケティングでは欠かせなくなったUXデザインの考え方と手法を網羅した1冊です。
- そもそもUXとは何で、どんな利益をもたらすのか?
- サイトがユーザー目線になっているか(ユーザビリティが高いか)評価するには?
- どうやってサイトを改善すればいいのか?
- ペルソナの設定方法とは?
- カスタマージャーニーマップをどうやって作ればいいのか?
現代のWeb制作者やマーケターが抱くこうした疑問にとことん応え、すぐにでも実践できるように解説しています。もちろんUXデザインをプロジェクトや社内に導入するための手順も紹介していますので、導入自体が困難だと考えている方にもおすすめです。
今や商品ではなく体験を、企業が伝えたいことではなくユーザーが求めている情報を届けることが当たり前になっています。今UXデザインに取り組まなければ、その先はないかもしれません。
目次
1章 UXデザインとは?
1-1 UXデザインの理想と現実のギャップ
1-2 UX、UXデザインとは?
1-3 UXデザインを仕事で行うときの現実
1-4 そんな中どうUXデザインをやるべく攻めるか?
1-5 UX デザインを学習し、実践していく
2章 ユーザビリティ評価からUXに取り組んでみる
Introduction ユーザビリティとは?
2-1 Webではユーザビリティ評価のチャンスは多い
2-2 Webの現場でのユーザビリティ評価とは?
2-3 ユーザビリティ評価の方法
2-4 ユーザビリティ評価の実施手順
2-5 ユーザーを呼んでこない「専門家評価」
2-6 便利なユーザビリティ評価手法のいろいろ
Case-study 仕事として実施するための機会の作り方
3章 プロトタイピングで設計を練りあげる
Introduction プロトタイピングとは?
3-1 プロトタイピングの種類
3-2 ワイヤーフレームを評価する
3-3 ペーパープロトタイピング
3-4 プロトタイピングを実施する際の注意点
3-5 プロトタイピングツール
Case-study 仕事として実施するための機会の作り方
4章 ペルソナから画面までをシナリオで繋ぐ
Introduction 構造化シナリオ法とは?
4-1 ペルソナがユーザー目線を教えてくれる
4-2 当事者の思い込みから逃れるための構造化シナリオ法
4-3 価値のシナリオ
4-4 行動のシナリオ
4-5 操作のシナリオ
4-6 シナリオを考える練習
4-7 構造化シナリオ法のツールキット
4-8 シナリオは誰かに読んでもらい客観性を保つ
Case-study 仕事として実施するための機会の作り方
5章 ユーザー調査を行う
Introduction ユーザー調査とは?
5-1 ユーザー調査を行う【データ収集編】
5-2 もっと深掘り!「弟子入りインタビュー」
5-3 ユーザー調査(データ収集編)の練習
5-4 ユーザー調査を行う【データ分析編】
5-5 ユーザー調査における分析手法の王道「親和図法」
5-6 親和図法による分析の練習
5-7 ユーザー調査(分析編)のツールキット
Case-study 仕事として実施するための機会の作り方
6章 カスタマージャーニーマップ顧客体験を可視化する
Introduction カスタマージャーニーマップとは?
6-1 カスタマージャーニーマップが求められるわけ
6-2 カスタマージャーニーのための調査
6-3 カスタマージャーニーを作ってみる
6-4 “現状の姿”を課題解決するカスタマージャーニー
6-5 カスタマージャーニーマップのツールキット
Case-study 仕事として実施するための機会の作り方
7章 共感ペルソナによるユーザーモデリング
7-1 プロジェクトメンバーの目線を揃える
7-2 ペルソナとは?
7-3 最終段階:ユーザーに共感できるか
8章 UXデザインを組織に導入する
8-1 UX デザインへの組織的な取り組み
8-2 UXデザインステージ
8-3 ステークホルダーマップ
8-4 UXデザイン導入シナリオ