2016年9月9日、10月11日、11月10日と気象庁は「現在ラニーニャ現象が発生しており、今冬も続く可能性が高い」と発表した。異常な天候を引き起こす同現象の発生により、今冬が厳しい寒さになることや降雪の可能性があることに備え、ドミノ・ピザは「降雪デリバリー対策室」の開設を決定した。冬のピザデリバリーの新たな解決策として、トナカイによるピザのデリバリー計画を推進する。
同対策室では、降雪時の対策として様々な案を検討したが、結果としてトナカイをトレーニングするのが現実的であるという結論に至った。
当初は寒冷地の店舗で利用しているデリバリー用自動車を首都圏に導入する案やスノーモービルを導入する案も検討しましたが、導入コストや維持費、普通自動車免許が必要になることなどから現実的ではないという判断に至った。
一方、トナカイは雪道でも沈まずに進め、軽車両登録となるため免許も不要。さらに冬の時期にトナカイがピザを届けるワクワク感から、新たなデリバリー方法として採用することにした。
現在、北海道石狩市の「ドミノ・ピザ デリバリー総合研究センター」にて、飼育員の監修のもと、安全面・運用面においての最終調整を行っている。
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