人工知能「SENSY」を開発するカラフル・ボードは、「IBM Watson日本語版」を活用したチャットボット「SENSY bot」のβ版をリリースした。β版では、Facebook Messenger上で、「東京のレストラン案内」機能を提供する。
「SENSY bot」は、IBM Watson日本語版のAPIの一つ、NLC(Natural Language Classifier:自然言語分類)を利用し、ユーザーとのチャットを通じて、好みを学習するパーソナルAIを育成できるプラットフォーム。
今回リリースのβ版では、好きな食べ物や、行きつけのレストランなどを覚えさせることで、パーソナルAIがユーザーの好みを学習。食べたいメニューや、場所、シーンなど、自由に話しかけるとWeb上からレストランを探し、マッチ度を点数化、ランキング形式で並び替え、オススメポイントと併せて提案してくれる。
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