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スマートニュースが作る、新たな広告の潮流「oCPC」とは?(AD)

現在の運用型広告が抱える課題、解決するために求められる「oCPC」配信とは?

スマートニュースがoCPC配信を開発できる理由

――oCPC配信では、どのくらいで最適化が可能なのでしょうか。

小宮:収束のスピードを考えると、インプレッションは数万以上、クリックも数千は必要になります。キャンペーンによってばらつきはありますが、コンバージョンは少なければ数十、より精緻な予測をするには数百は欲しいですね。時間にすると、代理店の方には2日ほどと伝えることが多いですね。そのくらい経てば、どんどんCPAが最適化されていきます。

――御社がoCPC配信を開発できた理由はなんですか。

小宮:スマートニュースだけの特別な機能だとは思っていませんが、プラットフォームがあることの意味は大きい。自社アプリで広告を出し、ユーザーに質の高い広告体験を届け、自社の中ですべてを完結することができます。その上、エンタメなどに偏ることなく、幅広いニュースを配信し、広範囲のユーザー特性を捕捉できているので、広告配信に役立つ質の高い大量のデータを蓄積できています。

蘭:私たちは、ユーザーに無駄なクリックをさせたくありません。クリックで課金することを目指しているのではなく、広告主が1コンバージョンにかけるコストを、あらゆる方法を使って抑えることをこのプロダクトの目標にしています。

――oCPCを使った効果的な事例があれば教えてください。

蘭:oCPCを使うことによって、結果的に、1インストールにかかるコスト(CPI)が100円以下だった案件が出ています。1クリックが30円だったとしたら、コンバージョン率が約30%になります。

小宮:不動産系の広告はコンバージョンまでのコストが高くつきやすいのですが、oCPCでテスト運用をした結果、資料請求や申し込みに至る確率が非常に高かった。配信結果を見ると、目標CPAよりも低い金額で獲得できたことがわかりました。

 現在、oCPCは本格稼働しており、どの代理店の方にも使っていただけるようになっています。案件の半分ほどがoCPCになっていることは、エンジニアとしてはうれしい限りです。

――今後の展望を教えてください。

小宮:広告事業にはいろいろなステークホルダーが存在しています。私たちのプラットフォームで考えると、広告主、広告代理店、コンテンツを提供してくださる媒体社、ユーザー、最後にスマートニュース。SmartNews Ads は、それぞれのステークホルダーの満足度を最大限に高めることが究極の目標です。

蘭:広告に関わるすべての人が幸せになるように、全体の満足度を高められるようにしていきたい。そのための方法のひとつがoCPCであると思っていただければいいですね。

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この記事の著者

元永 知宏(モトナガ トモヒロ)

1968年、愛媛県生まれ。立教大学野球部4年時に、23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経て、フリーランスに。『本田宗一郎 夢語録』、『羽生結弦語録』(ぴあ)などを編集。2016年10月に『期待はずれのドラフト1位』(岩波ジュニア新書)を上梓した。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/03/27 10:00 https://markezine.jp/article/detail/26204

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