パス・コミュニケーションズは自社運営の「原宿表参道ビジョン」に、大日本印刷が提供する、屋外ビジョンとスマートデバイスを連動させる「インタラクティブ映像体験」システム「SCREEMO」を導入。2月25日から26日にかけて、Perform Investment Japanが提供するスポーツ動画配信サービスDAZNのJリーグ開幕プロモーションを支援した。
SCREEMOは生活者のスマートデバイスとデジタルサイネージをインタラクティブに結び、販促へと直結させる参加型メディアシステム。スマートフォン等スマートデバイス上での操作がリアルタイムに屋外ビジョンと連動し、ゲームや投票に参加することができる。結果に応じたクーポン等を参加者にプレゼントすることも可能。
これまで類似のサービスではアプリケーションのダウンロードが必要だったが、SCREEMOは「QRコードを読み込む」または「指定のURLにアクセスする」だけで利用できるため、開発コストを抑えられるうえに、参加者がアプリケーションをダウンロードする手間も省くことができる。
今回のDAZNのプロモーションでは、参加者にイベント会場設置のタブレットからサッカーゲームへとエントリーさせた。参加者がタブレットを操作して屋外ビジョン内のゴール目がけてシュートを打つと、屋外ビジョン上では結果に応じたCMを放映し、タブレットではゲーム結果を表示する仕組み。ゴールを決めた参加者にはノベルティを配布した。
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