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楽天と電通、「楽天データマーケティング株式会社」を設立 楽天グループのビッグデータを活用

 楽天と電通は新会社「楽天データマーケティング株式会社」を設立し、10月より営業を開始する。同社の代表取締役社長には、楽天副社長執行役員兼CRO(Chief Revenue Officer)の有馬誠氏が就任する。

 新会社は、楽天グループの顧客基盤およびビッグデータと、電通グループの強みであるマスメディア・生活者のデータとインサイト、戦略構築力を活かし、総合的なデジタルマーケティングソリューションの提供を行う。これにより、企業のマーケティング活動の最適化および効果の最大化を図っていく。

 具体的には、「楽天市場」における企業向けのブランドタイアップ企画の提供をさらに強化するとともに、楽天グループのビッグデータを活用した顧客分析に基づく、より一層パーソナライズされた広告商品を開発する。さらに、ブランドの顧客戦略立案の支援、並びにデジタル分野にとどまらない統合メディアプランニングサービスも提供していく予定だ。

 これまでも、楽天と電通は、楽天グループの会員基盤や媒体力を活用し、企業のマーケティング支援で協業してきた。このたびの新会社設立を通じて、両グループのリソースを最大限に活用した包括的なマーケティングソリューションを開発し、新たなマーケティング手法の領域を開拓していく。

【新会社の概要】
  社名:楽天データマーケティング株式会社
 所在地:東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
 資本金:1億円
出資比率:楽天株式会社51%、株式会社電通49%
 代表者:代表取締役社長 有馬 誠(楽天株式会社 副社長執行役員兼CRO)
 設立日:2017年8月中旬(予定)
営業開始:2017年10月1日
事業内容:ビッグデータを活用した新たなマーケティングソリューションの提供

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2017/08/17 13:11 https://markezine.jp/article/detail/26857

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