マーケティングBIのDatorama(デートラマ)は、ワンクリックでダッシュボードの自動作成を可能にする「SmartLenses(スマートレンズ)」を発表した。
スマートレンズを、FacebookやGoogle Adwords、GoogleアナリティクスやMoatといったデータソースと接続すると、主要KPIやトレンド、セグメントなどの指標を反映したダッシュボードが自動作成される。さらに、ワンクリックでマーケティング活動・予算の最適化、顧客ロイヤルティ向上施策など、次の打ち手が提案される仕組みだという。
導入にあたっては、データソースを選択し、IDとパスワードを入力しクリックすれば、即座にデータ取込・マッピング・統合・可視化の全てのプロセスが完了する。マーケターは、すぐにデータの分析・施策作り・PDCA検証ができるようになるという。
スマートレンズは、Datoramaが、数千のブランド・広告代理店・パブリッシャーと共に作り上げた膨大なダッシュボードを通じて得た知見とベストプラクティスから、各データソースにもっとも適した指標、KPIを抽出し、さらにDatoramaの人工知能(AI)からの学びを加えて開発された。
今後については、Yahoo!ディスプレイネットワーク、スポンサードサーチ広告、そのほかのAPIにも対応予定。また、日本市場向けAPIが将来的に追加された際も、対応を進めていく方針だ。