アドビシステムズは、9月13日、デジタルマーケティングソリューション「Adobe Experience Cloud」事業の強化を実施。コンサルティングサービスを提供する「デジタルストラテジーグループ」を創設し、新たな人材育成サービス「アドビデジタルマスターズワークショップ」を開始した。

　同社が日本市場で行った消費者動向調査「Adobe Digital Survey 2017」では、ブランド企業がWebやSNSなど複数のチャネルを効果的に活用し消費者との接点を増やすことで、ブランドに対する信頼度が高まることが明らかに。また、消費者が商品やサービスを選ぶ際に、商品やサービスと同等もしくはそれ以上にデジタル体験を重視していることが判明した。これを受けて同社は、「Adobe Experience Cloud」の事業強化の一環として今回の取り組みに至った。

　同社は「デジタルストラテジーグループ」の創設とともに、グローバルなノウハウと人材をベースとしたコンサルティングサービスを提供。さらに「アドビデジタルマスターズワークショップ」では、Web制作やデータ分析の基礎から、データ分析やパーソナライゼーションなどの専門知識までに渡るトレーニングを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションの早期実現を支援していく。

【関連記事】
・丸井グループ、Adobe Experience ManagerとAdobe Targetを採用
・イオン銀行、「Adobe Experience Cloud」を導入　オムニチャネル化の加速へ
・ルネサス、アドビのWebコンテンツ管理ソリューションを採用～グローバルサイト構築の課題解決へ
・デロイト、日系企業のデジタルトランスフォーメーションを実現するコンサルティングを提供開始
・前回に比べ0.6％下方修正／予想を上回り加速するデジタルシフト