ABEJA(アベジャ)は、9月11日、オープンプラットフォーム「ABEJA Platform」のベータ版を、Partner Ecosystem参加企業(以下、パートナー企業)向けにリリースした。なお、2018年2月には「ABEJA Platform」正式版の提供を開始する予定だ。
「ABEJA Platform」はAI・ディープラーニングを活用したクラウドサービスで、同社が2012年から社内で活用してきたもの。同社は「ABEJA Platform」をオープンなプラットフォームとして提供することが、AI・ディープラーニングを広く普及させ、ビジネスのハードルを下げるために重要であると考え、今回の取り組みに向けた構想を進めてきた。
企業がビジネスのソリューションとしてAI・ディープラーニングを活用するための環境を構築するには、多くの工程を乗り越え、さらにそれに付随するシステムの開発が必要となる。「ABEJA Platform」を活用することで、ユーザー企業は、環境の構築に必要なインフラや周辺システムを1つのプラットフォームで一貫して利用することが可能に。AI、特にディープラーニングのビジネスへの活用を円滑に行うことができる。
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