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Instagramで売れてる商品、話題のスポットはどうして生まれたのか?

いかにユーザー投稿を増やすか?様々なユーザー投稿促進施策を紹介


刹那なプロモーションに終わらせないユーザー投稿の活用法

 ここまで、3つのユーザー投稿促進方法をご紹介してきました。もちろんご紹介した以外にも有効的な投稿促進は考えられます。皆さんがユーザー投稿を促進させたいと考える際に抑えるべきことは、「誰にどのような発信をさせたいか」そして、「その投稿を通してどのようなことを訴求したいか」という目的の明確化です。

 そして、もう1つ考えるべきポイントは集めた投稿コンテンツを継続的に活用していく施策です。Instagramは世界中からデイリーで億を超えるコンテンツが投稿される媒体です。せっかく投稿してもらったコンテンツもすぐに新しいコンテンツが投稿され埋もれていってしまいます。予算をかけて実施した投稿促進施策を刹那なプロモーションで終わらせぬようにしましょう。

 具体的には、投稿ユーザーに許諾を取った上でWebの静的コンテンツや広告クリエイティブとして2次利用するUGC活用や、オリジナルハッシュタグを企画しInstagram上のユーザーボイスとしてストックすることで口コミ活用するなど集めた投稿をいかに継続的に利用するかも考えていく必要があります。

ユーザーを味方につけた展開を

 さて、今回の連載では第1回でユーザー投稿の重要性について、第2回と第3回はユーザー投稿からPR効果を挙げた事例を商品とスポットに分けてご紹介し、今回の第4回ではいかにユーザー投稿を促進するかという施策についてご紹介しました。

 今回の連載でお伝えしたかったのは、Instagramマーケティングを手がけている、もしくは始めようとしている法人は自分たちのアカウント運用や、インフルエンサーマーケティングに目が行きがちですが、Instagramを利用する一般のユーザーをいかに味方につけ、一緒に盛り上げられるかということについても考えてもらいたいということです。

 自社アカウントや、インフルエンサーだけでなく、一般消費者の投稿を見ていくと自社商品や地域の意外な魅力発見やプロモーションポイントが見つかるかもしれません。今回の連載が皆さんのInstagram活用の新たな一手として少しでもお役立ちできれば幸いです。ありがとうございました。

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この記事の著者

松重 秀平/テテマーチ株式会社(マツシゲ シュウヘイ)

 2015年6月に創業したテテマーチ株式会社にてSNS事業の立ち上げを行う。現在はサブスクリプション型のSaaSであるInstagram分析ツール「SINIS(サイニス)」のグロースおよび、SNSの研究チーム「サキダチラボ」の所長を務める。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/09/28 22:16 https://markezine.jp/article/detail/27151

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