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Tastemadeがビューティー領域で新メディア「genic」開始、食の会社が美に進出する理由とは

2017/10/19 19:30

 料理動画を配信するTastemade Japanが、新動画メディア「genic」の先行独占配信をTwitterにて開始した。資生堂ジャパンをローンチパートナーに迎え、新たなジャンルでの動画制作を開始する同社。なぜ、「食」の会社がビューティー領域に進出するのだろうか。

ビューティー領域に新しい動画メディアが参入

 Tastemade Japanは10月19日、メイク・ヘアアレンジを中心とした動画メディア「genic」(ジェニック)をリリース。同日より、Twitterにて独占配信を開始した。

 Tastemadeは2012年にロサンゼルスで設立された、FacebookやTwitterといったデジタルプラットフォーム向けに「食」に特化した番組を配信するメディア企業だ。世界6カ国に拠点を持ち、3,000万人のフォロワーを抱え、動画は月間25億再生されている。日本でもトータルで約400万人とフォロワーを伸ばしている。

 日本では、2016年1月よりオリジナルコンテンツの制作を開始している。2016年にTastemadeが公開した動画の再生回数トップ10のうち、1~9位が日本チーム制作のもので、1位の動画は世界累計で1億再生を超えるという。

 「genic」は同社が約1年半の間に培った動画制作ノウハウをもとに展開される、新たな動画メディアというわけだ。10月19日19時現在公開されている動画は2本だが、資生堂ジャパンをローンチパートナーに迎えており、今後も順次動画が公開される予定だという。

 ローンチ発表会ではTastemade Japanの代表取締役である吉岡研一氏と、Twitter Japan代表取締役 笹本裕氏が登壇。ローンチの背景などが語られた。

左: Twitter Inc. Client Solutions事業担当副社長 兼 Twitter Japan株式会社代表取締役 笹本裕氏、右:Tastemade Japan株式会社 代表取締役 吉岡研一氏
左: Twitter Inc. Client Solutions事業担当副社長 兼 Twitter Japan株式会社代表取締役 笹本裕氏
右:Tastemade Japan株式会社 代表取締役 吉岡研一氏

食の会社がビューティーをはじめる理由

なぜ、ビューティー領域のブランドを展開するのか?
なぜ、ビューティー領域のブランドを展開するのか?

 上記の通り、Tastemadeは設立して約5年、Tastemade Japanは約1年半の新興企業だ。10名の日本スタッフも約6割が社会人1~2年目と非常に若い。

 「スタッフは若者も多いので、“そもそも働くとは何か”といったことを話す機会も多いです。私個人としては好きなことをして良質なコンテンツを作って、広めていくことが一番良いと考えています。スタッフが興味のあることは何かを聞いていくうちに、食以外にもメイクへの関心が見えてきた」(吉岡氏)

 そこでテスト的に動画を制作・配信したところ、料理動画に負けないコンテンツが出てきたという。

 「Twitterのリツイートの数字ですが、当社の料理動画の場合は平均で数百リツイート。数千いけば当たりといえます。その状況で、テスト動画から約1万リツイートのコンテンツがいくつか生まれました」(吉岡氏)

 この結果を受け、新たにコスメ・ヘアメイクを扱うに至った。「genic」ではメイクだけでなく、ネイルなど女性が興味ある“女性が美しくなるもの全般”を扱う予定だという。

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