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東芝デジタルソリューションズ、AIで店員の行動分析行う実証実験を開始

 東芝デジタルソリューションズは、トリノ・ガーデンがコンサルティング業務の一環で行う飲食店のオペレーションの「見える化」サービスによる業務効率化に向け、当社のAI技術を用いて店員の行動を自動分析する実証実験を行う。

 トリノ・ガーデンは、店舗内のオペレーション(接客作業)を科学的に分析することで生産性を高めるコンサルティングを展開。飲食店のケースでは、テーブルタッチ回数などをKPI(重要業績評価指標)に設定してデータを測定し、「見える化」する。これにより、店舗経営者・管理者による業務改善施策の検討・意思決定をサポートしている。

 しかし、店舗内の状況を目視で確認し、手動で分析するため、多大な時間・労力がかかるという課題があった。

 そこで今回の実証実験では、東芝デジタルソリューションズのAI技術で実現したラグビーの試合での映像分析技術を応用し、店舗映像から店員行動の切出し・分類・タグ付けを行い、店舗スタッフの接客回数の自動集計を可能にした。

 これにより、店舗経営者や管理者などは、意志決定に必要な情報を簡単に把握でき、改善施策の立案・検証を実施しやすくなる。

 今後東芝デジタルソリューションズは、同社のコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」とアナリティクスAI「SATLYS(サトリス)」の2つのAI技術を活かし、映像・音声・センサー情報など、さまざまなメディアデータを活用した行動分析・抽出技術を高める。さらに、あらゆる企業・団体との共創をすすめて業界横断の知識・ノウハウをAIに取り入れることで、「未来型」の店舗経営に役立つソリューション・サービスの展開を進める予定だ。

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2017/11/01 15:00 https://markezine.jp/article/detail/27389

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