TABI LABOは、コンサルティング事業を展開するアーキタイプにて取締役を務める樋口理氏が執行役員に就任したことを発表した。同氏はTABI LABOのメディア事業のうち、メディア運営を所管する。
TABI LABOは、ミレニアル世代向けライフスタイルメディア「TABI LABO」創刊当時から、ユーザーにノイズを与えないという方針のもと、ネットワーク広告やバナー広告を掲載せず、スマートフォンユーザーの話題になる世界中の最新トレンドやカルチャーのコンテキスト(文脈)を作り出すメディアの構築を続けてきた。
その中で、様々な広告主のマーケティング課題と向き合い、TABI LABOが有するコンテキストに広告主企業のブランド・メッセージを重ね、ブランド体験やブランドリフトを生み出すコンテンツを制作・配信してきた。
また2017年8月には、スマートフォンを軸としたコンテンツ制作やトータルプロモーションの企画、制作から販売までをワンストップで提供するための専門チーム「TABI LABO BRAND STUDIO」を設立。同チームが推進するプロモーション業務の急速な拡大に伴って、その土台となるTABI LABOのコンテンツ制作体制やメディアが持つ影響力を一層強化していくことが急務となっていた。
一方樋口氏は、日本のインターネットビジネスの創生期よりインフォシークやアットマーク・アイティ(現アイティメディア)をはじめとする企業の創業と運営に携わってきた。さらにアーキタイプのインキュベーションを通じて数多くのスタートアップ企業の創業と成長を支援してくるなど、デジタルメディア企業の経営に豊富な経験と知識を有している。
今回樋口氏の就任を通じてTABI LABOは、メディアパワーの増強を行う狙いだ。
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