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東大発の金融ベンチャーがAdobe Analyticsを導入 アプリの利用状況を分析

 アドビ システムズは、Finatextが同社グループの新サービスであるモバイル株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」の利用状況の分析に、Adobe Experience Cloudのデータ分析ソリューションであるAdobe Analyticsを採用したことを発表した。

 Finatextは、東大発の金融ベンチャー企業で、2017年3月にスマートプラスを設立し証券業に参入。2月より事前登録ユーザーに対して「STREAM」の提供を開始している。その中で同社は、モバイルアプリの顧客体験のさらなる向上を目指して利用状況の分析を緻密に行いたいと考え、Adobe Analyticsの導入を決定した。

 導入に際しては、Adobe Analyticsのワークスペース機能や柔軟性の高いセグメント機能により詳細な課題分析を実現し、その結果をユーザーニーズに合わせて改善するなど、具体的なアクションにすぐにつなげることができる点が評価されたという。

 またFinatextは、モバイルアプリやWebサイトなどのデザイン、プロトタイピング、共有を一つのツールで実現できるAdobe XDも導入している。Adobe XDとAdobe Analyticsを併用することで、アプリの構造検討から開発、分析、運用にいたる、クリエイティブの領域から改善まで一連のコンテンツの開発を迅速かつ効率的に行うことが可能になった。

 Finatextの経営企画室に所属する高橋充氏は、「広告運用にも活用していきたい」と述べている。

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2018/02/08 08:30 https://markezine.jp/article/detail/27877

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