ADARAは、全日本空輸(以下、ANA)と提携を結んだことを発表した。今後ANAは、ADARAと共に旅行業界のマーケターへ向けて、デジタルマーケティングの手法や各種インサイトデータの提供支援を行う。
ADARAは、旅行者の行動パターンや傾向、行動に関するデータを提供するグローバルトラベルデータコープだ。収集した旅行者のプロファイルデータを基に、履歴データとリアルタイムデータを分析し、旅行業界のマーケターにインサイトと知識を提供している。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、訪日旅行者数増加施策への注目が高まっている。ADARAデータコープには、既にPeach、バニラエアが参加。今回これに加えANAのデータが活用可能となることで、より明確な旅行者の行動把握が可能になる。
またANAマーケティング室マーケットコミュニケーション部マネージャーの石川圭太氏は「私たちの目標は、ANAの海外と国内のネットワークを利用する旅行者の旅行経験を最適化させることであり、今回のADARAとの提携を機により一層旅行者のニーズに応じたサービスを提供し日本のインバウンド・アウトバウンドの旅行を拡大させることです」と話している。
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