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「カートに入れる」前に気づいてほしい Facebookの3Dポストで訴える児童労働の惨状

Facebookの3D Post機能を使って、商品の「背後」にある資本主義社会の闇を暴く赤十字のキャンペーンが話題を集めています。人気アイテムをポチるという私達の何気ない行動も、子どもたちに対する不当な搾取の上に成り立っているのかもしれません。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日に更新です。

キャンペーン概要

 時期:2018年
 国名:ハンガリー
 企業/ブランド:Red Cross
 業種:人道支援団体

Facebookの「3D Post」機能で社会の裏側を見せる

 現在世界では1億5,000万人以上の子どもが、強制的にまたは家計を助けるために労働に従事していることをご存知でしょうか。その中には5歳以下の幼い子も含まれており、友達と遊び、教育を受けるという先進国では当たり前の権利が奪われています。

 しかしこの児童労働について、先進国の人々は惨状を目の当たりにすることはありません。何となく知っている程度で、どこか遠い国で起きている出来事だと感じている人がほとんどではないでしょうか。

 そんな中ハンガリーの赤十字は、子供の人権を踏みにじる児童労働について関心を持ってもらうためにFacebookを活用した啓発プロモーションを実施しました。

Red Cross – Take a 360° look /// case study from Umbrella on Vimeo.

 私たちの身近な製品には、もしかすると児童労働が関わっているかもしれないことに気づいてもらおうと同団体が利用したのは、Facebookの『3D Post』。投稿したオブジェクトを、ユーザーがタップすることで“ぐるりと360度回転させることができる”新機能です。

 今回、オンラインでよく購入されているバッグ、スニーカー、スマートフォンの3種類の3D画像を、『購入する前に様々な角度から見てほしい』というメッセージと共にアップロードしました。

 これらの商品画像は正面から見ると特に変わったところはありませんが、裏側を見ると縫い物や組み立て作業をしている子供の姿が浮かび上がります。その製品作りに“児童労働が関わっているであろうこと”を訴える仕掛けになっているのです。

 

 実際にFacebookでみるとこのような感じ。

 普段自分が何気なく購入している製品が、実は“子供たちの労働の上に成り立っているかもしれない…”というショッキングな事実を突きつけた本施策。“3Dポスト”の特長を活かして、この問題を大勢の市民にジブンゴトとして受け止めてもらおうとしたデジタル啓発施策でした。

先週の紹介キャンペーン

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 記事転載元:AdGang

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