東京コンファレンスセンター・有明にて、MarkeZine Day 2018 Springが始まった。会場には最新のデジタルマーケティングを切り拓くマーケターたちが次々と来場している。
オープニングを飾るセッションは、ビズリーチの青山弘幸氏による「デジタル時代のマーケターの役割と能力開発」と、大和ハウス工業の山橋里菜氏による「大和ハウス工業の成功&失敗事例に学ぶ! 自社運用から見えたSNS活用術とコンテンツマーケティングの意義」だ。
ビズリーチの青山氏は、海外ブログなどで盛んに言及されている「フルスタック・マーケター」という概念を紹介。セールス・マーケティングといったビジネス理解と、テクノロジーに対する造詣、クリエイティブディレクション能力という3つの領域にわたって、スキルを言語化して意識的に身に付けていくことの重要性を、実体験を交えながら語った。
大和ハウス工業の宣伝部に所属する山橋氏は同社の注文住宅「xevoΣ(ジーヴォシグマ)『夫の本音』『妻の本音』篇」のCFとともに壇上に登場。住宅事業のシェアNo.1奪還を目指し、SNSやオウンドメディア、カタログなどで最適なコンテンツを企画・設計している同氏は、「数字の改善ばかりを追い求めすぎてはダメで、自社の投稿を見てくれる人はどんな人かを明確化することが重要です」と語り、事例をもとにコンテンツマーケティングのノウハウを解説した。