サイカは、オフライン広告領域における独自の調査・研究レポートの第一弾として「テレビCM出稿額が多いブランド TOP100ランキング」を発表した。
調査の結果、テレビCM出稿額が最も多かったブランドは、宿泊施設の料金比較サイト「トリバゴ」で、出稿額は152.7億円だった。これは、2位の「Y!mobile(99.6億円)」より50億円以上多い金額で、他ブランドからは群を抜いている。
次に、テレビCM出稿額が最も多かった企業は「日本コカ・コーラ」で、出稿金額は324億円。また、テレビCM出稿額が最も多かった商品・サービスカテゴリーは「食品・飲料」で、出稿金額は883.1億円、出稿額シェアは17.1%だった。なお、企業別、商品・サービスカテゴリー別のランキングは、テレビCM出稿額の多いトップ300ブランドの推定出稿額を集計して算出されている。
【調査概要】
・調査名称:テレビCM出稿額が多いブランド_TOP100ランキング
・調査期間:2017年3月1日~2018年2月28日
・調査手法:ブランド別のCM放送回数を地域別(関東、関西、名古屋、福岡、札幌、BS)に計測し、各地域の推定出稿単価(概算)を掛け合せ集計。
・対象ブランド数:18,943
・全ブランドの放送回数:8,007,676回
(※)上記計算方法によるテレビCM広告費総額は1兆6,962億円であり、実際の各ブランドのテレビCM広告費総額とは差異がある。またサイカは、全ブランドの放送回数、推定出稿単価は一定の計算方法により算出されており、個別のブランドに対する調査などは行っていない。よって、このランキングは正確性を保証できるものではない。
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