食レポ動画、売上への反響はいかに
――動画の出来映え、実際の商品に対する反響などはいかがでしたか?
龍康殿:芸人さんをフックに、そのファンの方など今までリーチできなかった人たちにアプローチでき、食レポを通じてガストの料理を見ていただくことができて良かったです。
それと、「こんな商品があるなら行ってみようかな」という気持ちにアプローチできたように感じています。それはライブ配信時のコメントなどを読む限りではありますが、「行ってみたい」「食べたい」という気持ちでコメントをしてくださった方々につながっていることが見られたので。
吉田:配信後、食レポで取り上げた既存商品の売上も増え、カットステーキという商品に関して販売数が増えており、今回の企画が販売への影響が出ている印象はあります。
消費者のリアルを捉える特長を活かしていく
――今後は、Twitterをどのように活用していこうとお考えですか。
吉田:Twitterを本格的に運用開始してから5ヵ月ほど経ち、おかげさまで順調にフォロワー数も増えてきました。引き続きフォロワーを増やす活動は行っていきますが、さらに今後はコンテンツにも力を入れていきたいです。
コンテンツを通じて、既存のお客様に、ガストをフォローして良かったと思ってもらえる、胸を張って友達にリツイートしてもらえるようなコンテンツを作っていかなければ新しいフォロワーも増えないと思いますので、新たなコンテンツを考えたいと思います。
また、Twitter運用の成果を証明するために、店舗や商品と連動したキャンペーンを実施したいと思っています。さらに、最近少しずつ始めていますが、他企業とのタイアップも増やしていきたい。実店舗でのコラボだとハードルは高いですが、Twitter上だと簡単にでき、フォロワーの皆さんも喜んでくれることが多いので今後も取り組んでいきます。
濱嶋:Twitterもそうですが、デジタルはあくまで手段にすぎません。提供者側の理論を優先したプロダクトアウトの考え方ではなく、お客様の目線やライフステージに寄り添うマーケットインの考えに即した接客の手段として利用していきたいです。
お客様の生の声や行動を理解した上で施策を実行していくのにTwitterは最良なメディアだと考えていますので、今後も活用を進めていきたいです。複数の自社メディアをつなぐ、リアルタイム性の高い情報発信のベースとして、今後も発展させます。
デジタルマーケティングとお店での接客はまったく同じで、お客様とのあらゆるタッチポイントで丁寧にコミュニケーションを継続していくことが、ブランドを好きになってもらうことにつながります。我々の業種では食事の選択肢の中にあり続けることが大事だと思っているので、そこを最優先にマーケティング施策を展開していきたいと思っています。