市場にいない人材になるチャンスを選び上京
――転職先としてエブリーを選ばれた理由は?
前職では、優秀な営業成績を収めた新入社員に贈られる新人賞をいただいたり、お客様とも信頼関係を築いたりと、成長を実感していました。次第に自分の成長とともに、もっと大きな仕事もやってみたいと考えるようになり、上京するのかどうかも含めてキャリアの方向性に迷っていました。
そんなとき、偶然にも東京出張時に、吉田(エブリー代表取締役の吉田大成氏)と出会い、話す機会がありました。私の悩みを聞いた吉田は「デジタルマーケティングでダイレクトを語れる人間はいっぱいいる。マスでブランディングができる人間もたくさんいる。でもデジタルとマスを組み合わせてマーケティングの課題を解決する人材はまだまだ少ない。これから必要とされるよ」とアドバイスをくれ、ぜひエブリーで一緒に仕事をしないかと誘ってくれたのです。
――ベンチャー企業への転職に迷いはありませんでしたか?
不安よりも楽しみのほうが強かったので迷いはありませんでした。他の企業への転職も可能性としてありましたが、営業だけでなく自社のメディアやサービスを発信していくことにも挑戦したかったんです。エブリーならば、DELISH KITCHENの知名度を高めることもできますし、スマートフォンを軸とした動画サービスの先駆けでしたから、新しい価値を作ることもできる。営業だけではなく幅広い裁量を任せてもらえるということが、大きかったですね。
1on1で話し合ってチーム力を確認する
――現在の主な業務内容を教えてください。

現在はメンバーのマネジメントが主な仕事です。提案書のサポートや、タスク管理を行い、クライアントの打ち合わせに同席することもあります。DELISH KITCHENの広告商品は、主にクライアントの商品を使ったオリジナルレシピの考案とその動画配信です。毎日広告ディレクションチームが行う定例のレシピ会議にも参加し、クライアントのリクエストどおりにレシピができているかなど、チェックを行っています。
また新しい事業も立ち上がっていますので、プロジェクトを組み、どのように拡販していくかの戦略を考えることもあります。現在動いているのは、クーポン事業です。レシピ動画を見たユーザーが、実際に商品を店頭に買いに行きたくなる仕組みを目標としています。食品メーカー様を中心にキャンペーンを組み、商品設計を考えているところです。また、店頭でレシピ動画を流し、購入を促進させるサイネージ事業も進んでいます。
――マネージャーとしてメンバーとはどのようなコミュニケーションを?
メンバーと、週1回の個別面談を行っています。一人ひとりと話をすることで、私が考えてもみなかった悩みや意見などを聞くことができます。また営業と広告ディレクションチームでは、抱えている課題がまったく違うんです。それを理解し、足元の目標達成だけに焦点をあてるだけでなく、メンバーが将来やってみたいことや市場から求められる人材像を考えるようにしています。その上で、どのようなスキルをつけてくかを話しあっていますね。
