DACは、メッセージング管理ソリューション「DialogOne」による「LINE ビジネスコネクト」と「LINE カスタマーコネクト」の連携対応を開始した。5月30日より、第一弾として、KDDIエボルバが「LINE ビジネスコネクト」開発を担当しているイオン銀行のLINE公式アカウントにおける連携を始めた。
「DialogOne」は、「LINE ビジネスコネクト」、「Facebook Messenger」に対応したメッセージングサービス管理ソリューションだ。広告主が保有する顧客情報とソーシャルアカウント情報などを掛け合わせることで、各ソーシャルアカウントをより高度に活用することができる。これにより、それぞれのユーザーに適したメッセージを配信し、One to Oneコミュニケーションを実現する。
企業とユーザーの双方向コミュニケーションを支援する「LINE ビジネスコネクト」と、企業のカスタマーサポートを支援する「LINE カスタマーコネクト」が連携することにより、ユーザーからの問い合わせに対し、AI技術を活用して営業時間の内・外を問わず即時対応が可能となる。
それだけでなく、問い合わせに関連する画像の送信や、カスタマーサポートセンターからのプッシュ通知を通して、ユーザーへの能動的な働きかけができる。人手やコストの軽減とともに、円滑なコミュニケーションの実現、顧客満足度の向上に期待がかかる。
これまでイオン銀行では、マーケティング施策として、同ソリューションによる「LINE ビジネスコネクト」を通したユーザーとのコミュニケーションを行うほか、ホームページ上でAI技術を活用した自動チャットサービスの提供を行っていた。今回の連携により、AIチャットボット「Auto Reply」と有人チャット「Manual Reply」を組み合わせた、ハイブリッド型のカスタマーサポートが同行のLINE公式アカウントで提供可能となった。
ユーザーが「リッチメニュー」より「チャットで質問」ボタンを選択すると、AI自動チャットサービスによる対応の後に、必要に応じて担当オペレーターに接続される。24時間365日、LINE公式アカウント上で問い合わせを完結することが可能だ。
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