SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Autumn

定期誌『MarkeZine』BookNavigator

組織の在り方は進化する 最先端の組織、ティール組織を実現するためには

 話題の書籍のダイジェスト版を紹介する連載「Book Navigator」。今回は『ティール組織』(フレデリック・ラルー 著、鈴木 立哉 訳、英治出版、2018年1月)を取り上げます。

※本記事は、2018年6月25日刊行の定期誌『MarkeZine』30号に掲載したものです。

最先端の組織の在り方とは

 労働時間縮小の推奨、副業の歓迎など、私たちの働き方を取り巻く環境は大きく変わりつつある。しかし、その容れ物である組織については、旧来の形を踏襲しているケースがほとんどではないだろうか。

 たとえば日本の一般的な企業であれば、社長をトップとして、その下に経営陣、管理職、そして一般社員たちといった構造になっていることが多い。これに違和感を覚える人は少数だろう。だが、それはこれ以上変わる必要のないベストな組織の在り方なのだろうか。働き方や人々の意識が変わっていくのに、組織構造が変わらないままでよいのだろうか。

 本書『ティール組織』ではそんな疑問を持った著者が、人々の可能性を引き出し、より現状に即した組織の在り方を定義し、解説している。それが、進化型(ティール)組織と呼ばれる形態だという。

『ティール組織』フレデリック・ラルー 著、鈴木 立哉 訳、英治出版、2018年1月
『ティール組織』
フレデリック・ラルー 著、鈴木 立哉 訳、英治出版、2018年1月

 著者はマッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わったのち、エグゼクティブ・アドバイザー/コーチ/ファシリテーターとして独立したフレデリック・ラルー氏だ。

情報工場は厳選した書籍のハイライトを3,000字のダイジェストで配信するサービス「SERENDIP(セレンディップ)」を運営。国内書籍だけではなく、まだ日本で翻訳されていない海外で話題の書籍も日本語のダイジェストにして毎週、配信。上場企業の経営層・管理職を中心に8万人超のビジネスパーソンが利用中。

サービス終了に伴い、次ページ以降の記事はご覧いただくことができません。
申し訳ございませんが、ご了承ください。

次のページ
日本において運用されてきた組織形態

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
定期誌『MarkeZine』BookNavigator連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

情報工場(ジョウホウコウジョウ)

厳選した書籍のハイライトを3,000字のダイジェストで配信するサービス「SERENDIP(セレンディップ)」「SERENDIP(セレンディップ)」を運営。国内書籍だけではなく、まだ日本で翻訳されていない海外で話題の書籍も日本語のダイジェストにして毎週、配信。上場企業の経営層・管理職を中心に8万人超のビジネスパーソンが利用中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/06/25 15:30 https://markezine.jp/article/detail/28643

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング