AIに期待するところ
吉田:未来に向けて、AIのどのようなところに期待し、何に注目していますか?
横塚:この先、いろいろなプロダクトが出てくると思いますが、先ほど言ったように新しいものは基本トライして行きたいと思っています。ビジネスをやっている以上は今よりも明日、明日よりも明後日という形で売り上げを上げていかなくてはなりません。今と同じことをやっていても変化は起こりません。新しいものを活用することによって、たとえば、テストの分析時間を短縮して、その代わり将来のことを考えるのに、もっと人間のリソースを割くといったことができるようになります。
もちろん、そこに勝算がなければなりませんが、好奇心は絶対に忘れないようにしています。ルーティンワークだけでなく、チームで楽しんで、新しいものを常に追い続けています。

花輪:私は画像解析に関するディープラーニングによる提案力アップを期待しています。ファッションのECサイトを見るのは、移動時間などの隙間時間が多いでしょう。お客様と我々のECサイトがコミュニケーションする時間はものすごく少ない。ですので、限られた時間の中で、精度の高い商品の提案を行っていきたいと考えています。

飛内:昨日、関西の店舗を回ってきました。結構お客様がいるのに、商品が補充されていないという状況を目にしました。画像解析などで動線のどこに商品を補充すべきか分析・提案してくれるテクノロジーの必要性を感じました。
