ビデオリサーチは、日本雑誌協会、日本雑誌広告協会と共同で「雑誌広告効果測定調査」を実施し、結果を発表した。
雑誌広告の注目率平均は47.9%
雑誌閲読者のうち、掲載された広告に「注目」した(確かに見た)人の割合を示す「広告注目率」は、のべ38誌702素材平均で47.9%となっており、第2回調査以降、スコアはやや上昇傾向がみられた。また閲読者のうち、広告を「確かに見て」「内容まで読んだ/じっくり見た」人の割合を示す「広告精読率」の平均は32.4%だった。
「広告接触」では純広告、「興味関心・購入意向」では記事広告・タイアップ広告の効果が高い
広告種類別に主要指標のスコアを見ると、「広告接触率」「広告注目率」では、純広告が記事広告・タイアップ広告と比べて高い一方、「興味関心度」「購入・利用意向度」では、記事広告・タイアップ広告が純広告を上回る結果となった。
【調査概要】
調査エリア:ビデオリサーチ「MAGASCENE/ex」に準ずる全国主要7地区(17都道府県)
調査対象者:調査エリアに居住する15~69歳の男女
調査方法:調査対象号の発売日に雑誌を郵送し、一定の閲読期間後にインターネット調査
調査項目:
・広告接触率/広告注目率/広告精読率/広告精読者比率
・広告内容事前認知
・広告商品・サービスへの興味関心度/購入・利用意向度
・広告商品・サービスへの理解度/信頼度/好感度
・心理変容・レスポンス行動
・広告感想/クリエイティブへの好意度
実査機関:株式会社ビデオリサーチ
調査対象誌:23社38誌(2018年2~4月売り号)詳細は下記の通り。
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