インテージとインテージテクノスフィアは、商品に関連する様々な付帯情報を、統一基準・フォーマットのもとで整備する「統合商品マスター」の構築を開始した。
現在、商品マスターは、商品分野ごとの用途に応じて個別の事業者により構築されており、分類や属性情報として含まれる項目やフォーマットが統一されていない。そのため、従来の商品分野を超えてデータを横串でまとめることが困難な状態である。
マーケティングデータを構築・提供してきたインテージと、マーケティング分析のための情報整備のノウハウを持つインテージテクノスフィアは、こうした課題を解決するため、主要な商品マスター事業者と連携。横断的に利用できる統合商品マスターの構築を進めていく。
両社は、商品の購買・利用データといったビッグデータを取り扱う事業者に、様々な商品分野や属性情報の項目をカバーした統合商品マスターをワンストップで提供することにより、データ利活用の促進を目指していく。
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