Oath Japanは9月11日、新ブランドとなる統合型プラットフォーム「Oath Ad Platforms」を発表した。
同プラットフォームは、Oathがグローバルで提供してきた「BrightRoll」「Yahoo Gemini」「ONE by AOL」などの機能が組み合わされている。同社が有する信頼性の高いデータや豊富な広告在庫などを提供することで、広告主とメディア双方の発展に貢献。他にも、統合型DSPプラットフォームを通して、独自の広告フォーマットやネイティブ広告、コネクテッドTV広告在庫にアクセスできる。
また、同社は今回の発表にともない、「Oath Ad Platforms for Marketers」と「Oath Ad Platforms for Publishers」の2つのソリューションを提供する。
「Oath Ad Platforms for Marketers」は、広告主および代理店向けのソリューション。DSPやネイティブ広告、アドエクスチェンジをもとに、様々なツールとデータを提供する。DSPにおいては同社の機械学習最適化エンジン「AdLearn」が活用されるなど、最適な形での広告配信を支援する。
一方「Oath Ad Platforms for Publishers」は、実績データに基づく収益管理や動画広告在庫管理を可能にするメディア向けのソリューション。多様なマネタイズ方法をそろえ、顧客のロイヤリティ向上に努めるメディアに貢献していく。2019年に導入を予定している「Oath Ads SDK」など、メディア向けの新しいツールも継続的に開発していく予定だ。
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