モバイル表示最適化サービスなどを展開するドーモは、SpeedCurve(本社:ニュージーランド・オークランド)との業務提携を発表した。同社は日本における正規代理店として、SpeedCurveの提供するSaas型パフォーマンス計測ツール「SpeedCurve」の販売、サポート、およびWebのパフォーマンス改善に対するコンサルタントサービスを提供する。
Webサイトの表示スピードについて、現在Googleやamazonは、操作を開始してから3秒で表示させることを推奨している。ところが、表示まで20秒、30秒もかかってしまうサイトが少なくない。
同ツールには、Syntheticと呼ばれる合成モニタリングと、RUM(RealtimeUser Monitoring)という実測を行う2つの機能がある(現在、RUMは準備中)。Syntheticのメリットは正確性であり、Webサイト経由で計測しているため、サードパーティの影響もチェックできる。能動的にWebサイトにアクセスして計測するため、エラーの検出も可能だ。
また、オープンソースの「Webpagetest」やGoogleの「lighthouse」を取り込み、時系列に計測する。ビジュアライゼーションにより、感覚的に状況を把握しやすいのも特徴のひとつだ。
そして、事前に設定を行うことで、ビジネスタイム以外の計測も実現。継続的に計測を行うことで、Webにアクセスするユーザーがどのような状態にあるかを常に把握できる。
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