手動運用と比較して来店者数36%アップ
「目標来店コンバージョン単価」自動入札を導入することで、入札単価調整作業を自動化し、人力では分析不可能な量のデータをリアルタイムに処理し、最適化することに成功した。その結果、手動運用していた時と比較して、同じ予算感でも広告経由の来店者数は36%も増加した。

ニトリの社内でも、「目標来店コンバージョン単価」導入当初は中間指標であるクリック率が改善されていない中、結果を疑問視する声があったそうだ。しかし、最終的には来店者数が増加し、来店単価を引き下げることができた。
今回の成果を受け、ニトリのO2O推進室WEB広告宣伝グループ担当者は、「今後、テクノロジーの進化によって、来店計測は当たり前のようになっていき、今までROIが測り難かった広告やSNSの来店効果が明らかになっていくであろう。リテールマーケティングはダイレクトマーケティング化していき、広告のアトリビューション分析も含めより精緻なPDCAを回していくことができるようになると思われる」と展望を語っている。