ヤフーは、クリエイターやインフルエンサーが自身の作品や動画コンテンツなどを自由に投稿できる新たなプラットフォーム「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」を開設した。
同プラットフォームでは、毎月500本を超える動画コンテンツを、「Yahoo! JAPAN」アプリやYahoo! JAPAN(スマートフォン/PC)のトップページ(タイムライン形式で表示)、「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」の専用WEBサイトなどで随時配信していく。
ユーザーは、クリエイターやインフルエンサーが投稿した「ショートフィルム「おもしろ/ネタ」「トレンド/カルチャー」「モノ/ガジェット」「How to」「専門マスター」の6ジャンルの動画コンテンツをすべて無料で視聴できる。
ヤフーは、各分野の専門家や有識者が個人として情報を発信する「Yahoo!ニュース 個人」を2012年に開設し、その執筆活動を支援してきた。本プログラムは「クリエイターをエンパワーメントする」ことをミッションに掲げ、「Yahoo!ニュース 個人」で培った支援のノウハウを活かし、投稿に対するインセンティブやクリエイターの制作活動をサポートする様々なプログラムを用意している。
制作支援においては動画マーケティングや動画メディア事業を展開しているViibarと連携し、動画制作のノウハウをマニュアル化しクリエイターに無償で提供。また、動画コンテンツ制作の経験が少ないクリエイターには、カクテルメイクの動画簡易制作ツール「RICHKA」を本プログラム用にカスタマイズし無償で提供する。
さらに著名動画クリエイターが多数在籍するUUUMや、インフルエンサーマーケティング専門のサイバー・バズなど、クリエイターをマネジメントする企業などと連携。本プログラムを活用した新たなクリエイターの活躍支援のスキームを構築していく。
今後、本プログラムは、動画コンテンツに加え、記事や写真、イラストなど多様なコンテンツにも対応する総合的な投稿プラットフォームとして拡大していく。
ヤフーは、本プログラムを通してユーザーに価値あるコンテンツを届けることで、ユーザーの興味関心を「調べる」「出かける」「やってみる」などの具体的な行動につなげていくとともに、ユーザーとの出会いの接点を増やしメディアパワーの最大化を目指していく。
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