マーケティング支援事業を行うネオマーケティングは11月1日、インティメート・マージャーと提携し、ネット広告によるブランドリフト効果を分析するサービス「ログリサーチ」の提供を開始した。
これまで、通常のアンケート調査では、事前の広告接触の有無を把握するためには回答者の記憶に頼るしかなく、効果測定の正確さに課題があった。また、回答者のWeb上での行動と回答データ・属性情報が紐づいておらず、調査結果から広告戦略の改善策が立てづらいという問題も指摘されていた。
今回提供開始となった「ログリサーチ」は、ネオマーケティングのアンケートサイト「アイリサーチ」とインティメート・マージャーのDMPを連携。これによって、広告の接触者と非接触者に対して同じ内容のアンケート調査を行い、ブランドや商品・サービスの認知度・好感度・購買意向などを比較分析することができる。
また、Web上の行動データと、アンケート会員情報として取得している属性データを紐づけた調査・分析を実施することで、広告によるブランドリフト効果が期待できる属性や適切な広告接触の頻度を把握することが可能だ。属性の行動ログを分析することで、広告配信先のメディアプランニングにも活用することができる。
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