デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、同社のメッセージング管理ソリューション「DialogOne」において、Tealiumが提供するリアルタイム顧客データ統合ソリューション「Tealium Universal Data Hub(以下、Tealium UDH)」との連携を開始した。
これまで、DialogOneを通じてメッセージ配信を行うには、企業のオウンドサイト側で管理しているユーザーIDと連携した上で、メッセージを配信したいユーザーをDialogOneにセグメントとして登録し、一斉配信することが必要だった。そのため、ユーザーアクションからメッセージ配信が可能となるまでにタイムラグが生じやすい、という課題をもっていた。
今回の連携により、オウンドサイトにTealiumのタグを導入済みの企業であれば、DialogOneへのセグメント登録のステップを踏まずに、ユーザーのアクションに応じたメッセージ配信を行うことができるようになる。具体的には、Tealium上で指定した動的なセグメント(バッジ)に該当する条件、たとえば「再来訪したユーザー」「離脱して1時間経過したユーザー」「資料請求(CV)したユーザー」等のユーザーアクションを条件として、対象ユーザーに自動的にメッセージ送信することができる。
これにより、バッジで設定されたアクションをユーザーが行ったタイミングでメッセージを配信できるため、ユーザーの状況に合わせたリアルタイムなコミュニケーションが可能になる。
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