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Facebook、史上最高の売上高を記録しつつも成長率は鈍化【2018年Q3決算報告】

 アタラ合同会社が運営するメディア「Unyoo.jp」から、コラムやキーパーソンへのインタビュー記事をピックアップして紹介する本連載。今回は、2018年1月31日に発表されたFacebookの2017年第4四半期の決算を読み解いたコラムを紹介します。

史上最高となる売上高を記録、しかし成長率は鈍化

 Facebookが10月30日に発表した、2018年第3四半期(7~9月:以下、Q3)の決算報告によれば、今期の売上高は137.3億ドル、1株あたりの利益は1.76ドルで、アナリスト予想の1株あたりの利益1.47ドルは上回ったものの、売上高は予想の137.8億ドルを下回りました。

Facebook Q3 2018 Results

 売上高は前年同期比+33%で史上最高額ではあるものの、2017年の+49%、2016年の+59%に比べると伸びは鈍化していると言えます(Facebookは「Q3は約1.6億万ドルの外国為替による逆風があった」とコメントしています)。

ヨーロッパのMAUが減少、北米も微増に留まる

 グローバルでの月間アクティブユーザー数(Monthly Active Users:以下、MAU)は+1.79%、3,700万人増の22.7億人に増加したものの、過去最低の増加率となった第一四半期の+1.54%をわずかに上回る成長となり、市場予想の22.9億人には達しませんでした。

Facebook Q3 2018 Results

 特筆すべきはやはりビジネス上重要な指標となる欧米のユーザー数で、前四半期でゼロ成長となった北米は100万人増で回復しましたが、ヨーロッパは今四半期でも100万人を失っています

 広告の売上高はこの2つの地域で72%を占めており、このユーザー数の推移が売上高や株価にどのような影響をもたらすのかが注目されます。

Facebook Q3 2018 Results

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この記事の著者

中川 雄大(ナカガワ ユウダイ)

アタラ合同会社チーフコンサルタント。Facebookでアカウントマネージャーを務め、広告代理店担当としてFacebookを使ったマーケティング戦略の立案やアカウント構成の最適化を行う。アタラ合同会社には2015年1月から参画。現職ではデジタルマーケティング全体のコンサルテーションや運用型広告全般のオペレーションを手...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/11/21 07:00 https://markezine.jp/article/detail/29774

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