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レスポンスの魔術師が指南!今から使える“売れる”ネット広告実践ガイド

【売れるネット広告】広告効果の高い媒体を“確実に”見つけ出す方法とは?


 「メディアプランニング」。広告業界でずっと使われていたこの言葉は、将来インターネット広告の世界では無くなるかもしれない。インターネット広告のメディアプランは“あるシンプルな考え方”で実施すれば、「100%確実にレスポンスを上げ続ける」ことができる。今回はその“最強”のメディア理論を具体的に紹介していく。【バックナンバーはこちらから! 】

初回のキャンペーンは、ほぼ100%失敗する

 まずはキレイゴトなしに最初に宣言しておきたい。インターネット広告では、初回キャンペーンはほぼ100%、目標CPAまでいかない。

 ただし、もう1つ私の経験と実績から宣言しておきたい。インターネット広告では、やり方次第で1年後にはほぼ100%、目標CPAまで持っていける。

 

 世の中の広告代理店の多くは都合のいい事ばかり言っているので、「えっ、最初は失敗するの?」と困惑されたかもしれないが、これはまぎれもない事実である。最初から採算が取れる媒体メニューが詰まったメディアプランをプランニングできれば理想だが、インターネット広告では 採算が取れる媒体メニューと採算が取れない媒体メニューにビックリするほどの差が出る。メディアプランが例えどんなに美しいターゲット論やロジックで作成されていても、どの媒体メニューが低CPAで獲得できるかは、実際に掲載してみないと分からない。

 想定CPCが低くてもCPAが高くなる媒体もあるし、想定CPCが高くてもCPAが低くなる媒体もある。女性向けの商品なのに女性向け媒体よりも普通のポータル媒体の方が、CPAが良い場合もある。さらに媒体と商品やクリエイティブとの相性なども複雑に関係しており、最初から成功を予測できるものではない。

 

 インターネット広告の媒体社数は数百社、媒体メニュー数は数千種類あると言われている。掲載する前からベストな媒体メニューを選定し、最強のメディアプランを組むことは不可能である。

 たとえ、どんなに優秀なプランナーがメディアプランを作ろうと、インターネット広告の初回キャンペーンはほぼ100%、目標CPAまでいかずに失敗する。そのため、初回の単発のキャンペーンだけで判断すると、大抵インターネット広告は高い買い物になる。

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この記事の著者

加藤 公一レオ(カトウコウイチレオ)

株式会社 売れるネット広告社 代表取締役社長

1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。その後、Euro RSCG Tokyo、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)にて、一貫してインターネットビジネスを軸としたダイレクトレスポンスマーケ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/03/26 11:13 https://markezine.jp/article/detail/2978

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