テラスカイとメンバーズは、2018年11月より協業を行い、システム構築から運用までを網羅したマーケティング支援サービスの提供を開始した。
メンバーズはこれまで、総合的なWeb運用サービス「エンゲージメント・マーケティング・センター(EMC)」を通し、企業のオウンドメディアやソーシャルメディアのマーケティング活用を支援してきた。またこれによって、データを活用したPDCAサイクルの構築やUX改善のノウハウも蓄積してきた。近年では、マーケティングオートメーション(以下、MA)を活用した成果向上メソッドとチームの提供も行っている。
一方、テラスカイは2006年よりクラウド・インテグレーターとして、Salesforceなどのクラウドサービスを利用した営業支援や顧客管理、サポート業務支援のシステム導入を行ってきた。
今回の協業によって両社は、それぞれの強みを活かし、企業のマーケティング活動を包括的に支援する体制を構築。CRMを担う「Salesforce Sales Cloud」「Salesforce Service Cloud」はテラスカイが、MAを担う「Salesforce Pardot」「Salesforce Marketing Cloud」はメンバーズが手がける。共同でデータ連携をすることで、あらゆる事業部でCRMやMAが活用できるようにしていく。
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