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ヤマト運輸、ブレインパッドのDMP「Rtoaster」を導入 サイト改善でサービス申込件数は5倍に

 ヤマト運輸は、ビジネス向け会員制ポータルサイト「ヤマトビジネスメンバーズ」において、ブレインパッドのレコメンドエンジン搭載プライベートDMP「Rtoaster(アールトースター)」を導入した。

 「ヤマトビジネスメンバーズ」ではこれまで、顧客に対し、幅広くかつ最適なサービスを提供することをコンセプトとしていた。一方で、以前のサイトではすべての顧客に同一の画面を見せており、そのコンセプトが実現できずにいた。

 そこでヤマト運輸は、2018年4月に実施した同サイトリニューアルにおいて、93万社にのぼる顧客に対して最適なサービスを提案する機能「For you」を追加。同機能の実装にあたっては、「Rtoaster」の「ユーザー分析機能」「レポート自動化サービス」を活用した。

 「ユーザー分析機能」は、サービスページごとに顧客のボリュームや情報を把握する機能。これによって、膨大な数のセグメントを作成せずとも、確度の高いセグメントを優先的に狙って施策を展開することが可能になる。

 また、「レポート自動化サービス」では、同ツールの管理画面からだけでは取得できない、ログデータなどを加えたレポートを容易に作成することができる。そのため、施策の効果測定やPDCAサイクルを素早く回すことが可能だ。

 これらの機能を活用することで「ヤマトビジネスメンバーズ」では、顧客がログインするとそれぞれの属性・利用履歴に応じた最適なサービスが表示されるようになった。また、顧客がより必要としていると判断されたサービスは、ポップアップでの提案も行われるようになった。同社はこうした施策によって、サービスの申込件数が5倍となる成果を実現した。

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MarkeZine(マーケジン)
2018/12/19 17:45 https://markezine.jp/article/detail/30018

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