ニールセン デジタルは、2018年の国内におけるデジタル全体とスマートフォンでのネットサービス利用者数ランキングを発表した。
デジタル全体では「Yahoo Japan」「Google」が2強
デジタル全体の利用率では、「Yahoo Japan」が54%(6,743万人)で1位、次いで「Google」が同じく54%(6,732万人)で2位、3位は「YouTube」で50%(6,276万人)という結果に。上位3つのサービスは、人口の半分が毎月利用しているという規模だった。
スマートフォンでは「Instagram」が大躍進
スマートフォンからの利用者数については、上位10のうち9つのサービスで、昨年から引き続き利用者数が増加。1位~4位のサービスの順位は昨年と変化が見られなかった。また、昨年はTOP10の圏外だった「Instagram」が9位にランクイン。増加率は、トップ10の中で最も高い39%だった。
「LINE」利用者は5,500万人超え
スマートフォンアプリにおいても、利用者数増加の傾向が見られた。10位までのサービスのうち、増加率が2桁台のサービスが8つあった一方、昨年と比べて顔ぶれには大きな変化が見られなかった。6年連続で利用者数が最も多い「LINE」は、2018年も利用者数を伸ばし、利用者数は5,500万人を超えた。
【調査概要】
<トータルデジタル>
調査主体:ニールセン デジタル
調査期間:2018年6~10月
調査手法:ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)のデータを基に算出
調査対象:PCは2歳以上、スマートフォンは18歳以上の男女
<スマートフォンおよびスマートフォンアプリ>
調査主体:ニールセン デジタル
調査期間:2018年1~10月
調査手法:ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView)のデータを基に算出
調査対象:18歳以上の男女
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