デジタルガレージ(以下、DG)は、マーケティングリサーチ事業を手がけるジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(以下、GfKジャパン)と協業し、家電メーカー向け広告効果測定ソリューションの提供を開始する。
DGはこれまで、DGグループのビッグデータを活用した「BIG MINING(ビッグマイニング)」をはじめ、生活者のデータを利用した様々なソリューションを開発してきた。
今回発表された家電メーカー向けの広告効果測定ソリューションは、DGが保有するデジタル広告出稿データを、家電製品などの販売実績(POS)データを活用したGfKジャパンの「GfKマーケティング・ミックス・モデリング(MMM)」に掛け合わせたものだ。これによって、デジタル広告の実売効果を可視化し、家電メーカーのマーケティング施策におけるROI(Return On Investment:投資対効果)の向上を支援する。
同ソリューションはまた、家電製品のPOSデータに加え、テレビCMやデジタル領域の広告出稿データ・製品価格・プロモーション・競合情報・シーズナリティなどの外部要因を組み込んだ多変量解析を基盤としている。そのため、売り上げに貢献する様々な要因を定量化し、広告の売り上げに対する貢献度やその他要素との相関関係を把握することができる。
その他、広告の出稿量や価格の変更が実売に与える効果のシミュレーションを通じて、将来的なテレビCMやデジタル広告などにおける予算配分の最適化・ROIの向上にも貢献する。
【関連記事】
・顔写真からパーソナルカラーを診断し、商品を提案!コーセー、デジタルガレージの「irofit」導入へ
・ デジタルガレージ、ITエンジニアをターゲットにした企業の採用マーケティング活動を支援
・デジタルガレージとKDDI、戦略的提携に向け基本合意
・アイリッジ、デジタルガレージと連携 一気通貫のマーケティング・ソリューション開発を強化
・デジタルガレージとReproが協業 ゲームアプリ向けにCRMのコンサルティングサービスを提供開始