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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Autumn

今伝えたい本当の広報PR

【初心者から即戦力へ】スタートアップ広報がマーケティング視点を武器に成長する方法

広報にとって大切な心構え

 ここまで、初心者広報としてはじめに行ったことや広報とマーケティングの関係について述べてきましたが、最後に私が広報にとって非常に大切だと感じる心構えをお伝えたいと思います。

“愛”が大事!

 広報は「自社・自社サービスへの愛」がとにかく大切です。1番といっても過言ではないほど、この「自社・自社サービスへの愛」は広報担当者には最重要な心構えだと私は思っています。広報は社内の様々な部署の人と関わるので、社員にも愛を持って接することを心がけています。

 広報が、「実はこの商品好きじゃないけど、広報だから発信してるんだよね」と思っていたら、社内の人はどんな気持ちでしょうか? また、そのようなマイナスな気持ちで発信していたら、お客様もすぐ感じとるはずです。私は「自社・自社サービスへの愛」がステークホルダーなど伝えたい相手の心を動かすと自信を持って言えます。

 しかしながら、広報の全員が必ずしもはじめから「自社・自社サービスへの愛」を持てるとは限りません。ただ、愛が持てるように努力はしていくべきです。自社や自社サービスが持つ社会的意義を整理して再確認して行くことで、携わっている誇りが感じられてくると思います。情報を広める役割を担うことにどういう意味があるのか、自分なりに咀嚼してみてください。

 広報は社会と良好な関係を構築し、ステークホルダーに情報を伝える重要であり素敵な職種です。愛を持って、受け手のことを考えながら情報発信をしていきましょう。

筆者と人気クリッパー(C CHANNELの動画投稿者)のひよんさん
筆者と人気クリッパー(C CHANNELの動画投稿者)のひよんさん

変化を恐れず時流を捉える!

 広報の手法や原則にこだわりすぎていませんか? 時流は日々変化するので、広報も臨機応変に変化することが求められます。なので、型にはまる必要はないと私は思います。社会そのものは、著しく変化していくので、その変容に追いつき、先を見越してステークホルダーとのリレーションを築いていくのが広報の務めではないでしょうか。

 この記事を読んでくださった皆さんに、変化を恐れずに愛を持ってステークホルダーとコミュニケーションを取ることの大切さが伝わったら嬉しく思います。広報に求められることは日々変化し、広報という仕事も進化を遂げています。古い常識や型にとらわれず、自分なりの広報スタイルを見つけていきましょう!

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この記事の著者

浜内 久乃(ハマウチ ヒサノ)

C Channel株式会社 メディア運営部 マーケティング・PRチーム大学卒業後、ユナイテッドに入社し広告代理事業の営業を担当。2012年にZOZOに入社し、デジタルマーケティングや新サイトの立ち上げ業務に従事。その後、マイナビや大手IT企業にてデジタルマーケティングのみに留まらず、TVCMを担当するなどマスマーケ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/02/25 09:00 https://markezine.jp/article/detail/30360

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