編集者・編集業界におけるテクノロジー活用を推進するPomalo(ポマーロ)は、ECサイトにおけるコンテンツの購入への貢献度を分析できるツール「CONTENTS ANALYST ベータ版」の英語版・日本語版を同時にリリースした。
昨今、ファッション・ビューティなどの小売業界を中心に、ECサイト内で雑誌のような特集コンテンツを配信する傾向が高まっている。Pomaloが実施した調査では、ユーザーが1つのECサイトで購入に至るまで、平均でサイトを3回訪問し、合計およそ80ページを見るという結果が出ている。
一方、これまでの無料で使用できるサイト分析ツールでは、コンテンツが持つ価値の分析は、ラストタッチでの購入貢献などごく一部で、ツールのカスタマイズが必要となるなど、Webマーケティング担当者への負担が課題となっていた。また、有償版の分析ツールは高額なため、導入に踏み切れないという企業もいた。
今回リリースされた「CONTENTS ANALYST ベータ版」は、ECサイト内の様々なコンテンツの効果分析を専門としたツール。コンテンツ経由ですぐに購入された「Last Touch」、該当のコンテンツページに訪問し、すぐに購入につながった「Landing」、そして間接的に購入につながった「Assist」の3つの視点で分析を行う。これによってWebマーケティング担当者は、分析の結果をターゲット別のランディングページの設計に活用することができる。
「CONTENTS ANALYST ベータ版」ではまた、購入された商品やカテゴリー、ブランド別でコンテンツの効果を分析。商品別で効果があったコンテンツが把握できるようになるため、企画の見直しや新たな企画の立案に活用することができる。
さらに同ツールでは、コンテンツごとのリーチ数や、該当のコンテンツページから商品詳細ページへの遷移数も可視化。購入以外のコンテンツ効果も、複雑な設定を行わず簡単に分析することができる。その他、タグを実装するだけで簡単に利用を開始でき、ツールに慣れていない担当者であっても運用しやすいインターフェースとなっている。
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