Googleの検索結果最上位に表示される「ポジション0」に選ばれるコンテンツとは?
一方、現時点で“機械”がどのようなコンテンツを高く評価するかは、キーワード検索結果で上位表示されるWebサイトやページを確認すればわかりますが、中でも注目がGoogleの検索結果最上位に表示される「ポジション0(ゼロ)」(強調スニペット)です。検索結果1位サイトよりもSEO効果が高いと考えられるポジション0表示は、ある意味で検索エンジンから最高の評価・信頼を得たコンテンツと言えます。

アメリカでの調査によると、現時点でポジション0が表示されるのは検索クエリ全体のうち10~15%程度。ただし表示対象クエリは増加傾向で、今後新たに表示対象になるクエリも多そうです。このポジション0に表示されるコンテンツにある共通の特徴を探り、Googleなどの検索エンジンがどのような内容を高く評価するのかを推測、SEO施策に役立てようとする動きも活発です。
ポジション0表示コンテンツの特徴
ポジション0に表示されるコンテンツの特徴とされているのは、以下のような点です。こういった内容コンテンツを“機械”は信頼可能と高く評価する可能性があります。
・検索ニーズ(キーワード)に対して、最も端的かつ完全な回答を用意している
・検索エンジンが理解可能なシンプルなHTMLでクエリに対する回答が書かれている
・直帰率が低い、滞在時間が長いなどユーザーの反応が良いページである
・ユーザーの検索キーワードに「関連する検索キーワード」への回答も同じページに書かれている
以上、SEOの勝ち筋として“人間”からだけでなく“機械”からの信頼獲得も重要というテーマで最近のトピックスを紹介しました。正確な事実情報に基づくコンテンツ制作に加え、構造化データマークアップやポジション0など“機械”からの信頼獲得も意識してSEO・コンテンツマーケティングに取り組めるかが、2019年の成否の肝となりそうです。