ジャストシステムは、2019年3月度の「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」を実施。タクシー配車アプリやラジオアプリの利用率などに関して、結果を発表した。
「タクシー配車アプリ」20~40代の利用率が4年で倍増
首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の20代から40代で、1年に1回以上タクシーを利用している人に配車依頼の手段を複数回答で聞いたところ、「タクシー会社に電話」が最多で51.4%、次いで「スマートフォンのタクシー配車アプリ」が33.9%という結果に。
2015年3月度調査における配車アプリの利用率は16.3%だったことから、4年で2倍近く増加したことが明らかになった。なお電話は、2015年3月度調査と今回の調査の両方において最も利用率の高い方法だったが、今回は、2015年3月度調査の64.3%から10ポイント以上減少していた。
「画像検索」はどのくらい利用されている?
ネット検索の方法のひとつで、画像ファイルを指定すると関連画像や情報が表示される「画像検索」について聞いたところ、「利用したことがある」人は51.6%、「できることを知っているが、利用したことはない」人は21.0%、「知らない」人は27.4%だった。若年層ほど画像検索の利用頻度が高く、特に10代では25.9%が毎日利用していた。
スマホユーザーの2割が「ラジオアプリ」を利用
スマートフォンユーザーのうち、ラジオ番組をスマートフォンで聴くことができる「ラジオアプリ」について、「現在利用している」人は21.1%、「以前は利用していたが、今は利用していない」人は13.5%、「知っているが、利用したことはない」人は23.6%、「知らない」人は41.8%という結果だった。
利用している人にその頻度を聞いたところ、最も多かった回答は「毎日」(35.4%)で、「週に2~3回程度」(26.6%)、「週に1回程度」(14.6%)と続いた。この結果を合計すると、76.6%が週に1回以上利用していることがわかった。
3割以上の認知率!「オーディオブックアプリ」とは?
スマートフォンユーザーに対し、ナレーターや声優が本を朗読する音声コンテンツ「オーディオブックアプリ」に関して尋ねたところ、「利用している」人は6.3%、「以前は利用していたが、今は利用していない」人は5.7%、「知っているが、利用したことはない」人は23.6%だった。合計すると35.6%が「オーディオブックアプリ」を認知していた。
【調査概要】
調査主体:ジャストシステム
調査方法:ネット調査
調査対象:17歳~69歳の男女1,100名
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