デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは、同社のDMP「AudienceOne」において、プライバシーダッシュボード機能「AudienceOne広告設定」を公開した。
同機能により、生活者は「AudienceOne」に蓄積されているWeb閲覧履歴などから推測された自身の属性や興味・関心などのデータを確認し、希望する内容への修正やマーケティングへの利用可否の選択が可能に。生活者が許容するデータのみでターゲティング広告やコンテンツ最適化が行われるようになるため、データ利用に対する不透明感やプライバシーに関する不安が払拭される。
また、「AudienceOne」を利用する企業から提供されるコンテンツや広告と自身の興味・関心との関連性が高まる可能性もある。
一方、企業にとっては「AudienceOne」から提供される生活者データの正確性が向上する利点がある。さらに、当該データの利用を許容する生活者だけにリーチすることができるため、広告の効果や効率が改善される。
同機能は現在、同社の公式サイトにある「AudienceOneにおけるデータ利用について」からアクセスできる。今後は「AudienceOne」を利用する広告主や媒体社のプライバシーポリシーページからも、閲覧可能になる予定だ。
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