企業のデータ活用を支援するDATUM STUDIO(データムスタジオ)は、広告予算配分・分析の最適化ツール「D-Reg(デーリグ)」をリリースした。
D-Regは、今まで広告担当者が経験則で行っていた、広告における予算配分決定をサポートするツールだ。テレビCMや、Web広告、ラジオ、新聞、雑誌、チラシ、店頭施策、イベントなど、あらゆる媒体の効果測定が可能なため、人では気づけなかった潜在的なニーズに対しても効果が発揮できる。また媒体だけでなく、季節要因や値引き、広告の残存効果、カレンダー効果などもデータとして分析するなど、あらゆるマーケティング活動をシミュレーションできる。
具体的には、まずマーケティング担当者がマス・デジタルなどの予算を各広告媒体に配分すると、どれだけの売上(CV)につながるかをシミュレーションできる。
また最初に目標売上(CV)を設定すると、目標達成するための最適な広告予算配分を予測することも可能だ。
【関連記事】
・広告主の70%がテレビ予算を削減、動画広告にシフト【AOLプラットフォームズ・ジャパン調査】
・サイバーエージェント「AI Lab」、静岡大学と産学連携へ~広告予算配分・最適化配信技術を共同研究
・旅行予約サイト向けにCriteoエンジン機能刷新~予測消費額が高い消費者への広告予算傾斜が可能に
・「ネイティブ広告予算を増やす」広告主の63%、透明性・測定基準に課題も【米ANA調査】
・GroupM、2014年末までにオープンなアドエクスチェンジから広告予算を引き上げる方針