オイシックス・ラ・大地は、ヤマトホールディングス(以下、ヤマトHD)および農林漁業成長産業化支援機構(以下、A-FIVE)を引受先とする第三者割当による新株式の発行について決議した。本第三者割当で約8億円を調達し、食品流通全体サプライチェーンのネットワーク構築への設備投資に使用する予定。
同時に、ヤマト運輸と協業の検討に関する基本合意書を締結した。食品流通のサプライチェーン全体における社会課題の解決に向け、両社のアセットやスキルを活用するという。
ヤマトHD傘下のヤマト運輸は、オイシックス・ラ・大地が物流の大部分を委託する取引先であり、2017年からは生産者の受発注業務から取引先へのお届けまでをワンストップで効率化するオープンプラットフォームの構築に向けた「ベジネコプロジェクト」を両社共同の取り組みとして開始していた。
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