JR東日本ウォータービジネスは自販機のサブスクリプションサービス「every pass(エブリーパス)」を10月1日から開始する。実施にともない、9月2日から9月16日の期間に抽選でサービス利用者の募集を行う。同社によると自販機業界で自社アプリを活用したサブスクリプションサービスを提供するのは日本初の試みだという。
自販機の新しい使い方を提案する「イノベーション自販機」によって、これまでにない新しい価値体験を提供することで、日々JR東日本を利用する生活者にエキナカブランド「アキュア」を知って利用してもらいたいという狙いで本サービスは企画された。
利用者は、JR東日本エリアの駅に約400台設置されている最新型自販機「イノベーション自販機」に、専用スマートフォンアプリ「acure pass(アキュアパス)」へ配信されるQRコードをかざすだけで1日1本、対象の商品を受け取ることができる。
2つのプランがあり「アキュアメイドプラン」では月額980円でオリジナル商品ブランドである「アキュアメイド」が、「プレミアムプラン」では月額2,480円で「アキュアメイド」に加えて、他飲料メーカーを含むイノベーション自販機取り扱いの全商品が対象となる。
同社は9月2日からサービス利用者の募集を開始し、当選した500名に本サービスを提供する。
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