深層学習・機械学習をプログラミングのスキルなしで実行できるクラウドサービス「IDEA」を開発・提供するIntelligence Designは、IDEAを通じて気象庁が公開する全国で観測している気象データセットを提供し、数値予測AIが予測するための因子としてそのまま活用できるサービスを2019年10月より提供開始する。
AI利用時において、店舗の売上、販売数、来店者数などを予測するには、気温・湿度・日照時間などの気象データが必要不可欠な因子となっている。本サービスでは、過去から現在の気象観測データや予報データをIDEA上から直接取得することを可能とする。データの収集・加工に専門的な知識が必要なく、従業員の工数をかけることなくAIの学習・予測に利用できるようになる。
今後の展開としては、予測に必要なデータ粒度(1時間ごと、1分ごとなど)でのデータを取得できる機能をリリース予定。加えて、気象データセット以外の様々なオープンデータをIDEAから直接利用できるようサービスを拡充予定だという。
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