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MarkeZine Day 2019 Autumn(AD)

データで成果を挙げられるマーケターはいない?調査でわかった、データマーケティングで伸びる企業の条件

新技術「Data Palette」により、データサイエンスの民主化を目指す

 「b→dash」は、先述したデータを活用するまでのステップである、データの取得から取り込み、統合、変換をAll in Oneで実現できるマーケティングプラットフォームだ。

 今回発表された「Data Palette(データパレット)」は、一言で言えば「プログラミング不要で、データの取り込みや統合、変換を可能にする」新技術だ。b→dashのデータアナリストが25万時間以上の解析作業で蓄積してきた110業種・13万テーブル分のデータ処理ナレッジをGUI上に昇華させて生まれた。

 このData Paletteにより、画面に表示されるボタンをクリックしていくだけで、これまで380時間かかっていたデータの統合や変換などの「データ準備」の作業を、エンジニアやSIerなどへの外注をせずとも、たった数時間で完了させることができる。

 また、作業を自動化することで、データマーケティングにありがちな属人性の問題も解消できる。SQLなどのプログラミングの専門知識をもつ社員に、データ準備にかかる作業の大半を一任している企業は少なくない。ところがこの場合、社員の異動や退職によって、取り組みが頓挫してしまう。リテラシーに依存せず、誰でも簡単にデータを取り扱える環境作りは欠かせない

 「『b→dash』および『Data Palette』を使えば、データ活用のプロセスをエンジニアやデータサイエンティストに頼ったり、外部に依頼したりする必要はありません。私たちはこのプラットフォームを通じて、データサイエンスの民主化を実現したいと考えています」(三浦氏)

 また、「b→dash」はデータマーケティングに必要な機能も網羅している。CDP(プライベートDMP)、MAツール、BI、Web接客など、様々な機能から選んで利用することもできるので、複数のツールを導入する必要はない。

 三浦氏は最後に、「データマーケティングツールの導入を検討する際は、押さえなければならないポイントがある。わからない場合は、気軽に問い合わせてどんどんヒアリングしたほうがいい」と助言した。自社サービスに合うツールを選定する際には、ツールベンダーから直接情報・事例を引き出し、わからないことがあれば積極的に質問することを勧め、セッションを締めくくった。

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この記事の著者

水落 絵理香(ミズオチ エリカ)

フリーライター。CMSの新規営業、マーケティング系メディアのライター・編集を経て独立。関心領域はWebマーケティング、サイバーセキュリティ、AI・VR・ARなどの最新テクノロジー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/10/25 10:00 https://markezine.jp/article/detail/32067

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