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マス媒体由来のデジタル広告がもたらす価値とは

来るか、音声広告の時代 radikoオーディオアドが持つデジタルならではの価値

 マス媒体由来のデジタル広告の現状を紹介する本連載。今回は、ラジオをパソコンやスマートフォンで聴けるサービス「radiko」が2018年7月から実証実験をスタートした広告商品「radikoオーディオアド」について話を聞いた。同広告商品が持つ、デジタルならではの特徴とは一体なんだろうか。

radikoの利用状況は?

MarkeZine編集部(以下、MZ):まず、radikoがどういったサービスか教えてください。

株式会社radiko 業務推進室次長 小平 誠氏
株式会社radiko 業務推進室次長 小平 誠氏

小平:radikoは、パソコンやスマートフォンでラジオが無料で聴けるサービスです。最近では、スマートスピーカーにも対応しています。ライブ配信だけではなく、タイムフリー機能で1週間以内に放送された番組であれば、無料で聴くことができます。

MZ:現在はどれくらいの局の放送を聴くことができるんですか。

小平:民放連に加入しているラジオ放送局は101局ありますが、そのうち93局が参加しており、2019年4月からはNHKもサービスを開始しております(NHKラジオ第1・NHK-FM)。

MZ:日本にあるラジオ局のほとんどをカバーしているんですね。ユーザーの利用状況はいかがでしょうか。

小平:2019年の3月にアプリをリニューアルして以降、ダウンロード数は増えており、デイリーのユニークユーザー数は約135万~145万人を推移しています。また1人あたりの聴取時間は1日約130分前後となっています。

 また、どの局の放送も聴けるエリアフリー機能などが追加されるプレミアム会員は現在65万人を超えています。

MZ:radikoユーザーならではの特徴はありますか。

小平:radikoユーザーの中心となっているのは40代から50代の男性サラリーマンです。ただ、普通のラジオ聴取者に比べると男性は20代以下、女性は40代以下のシェアが多くなっており、若年化が進んでいます。

 また、使用デバイスに関しては、スマートフォンのみの利用が56.4%、パソコン・スマートフォンの併用が30.3%と、8割近いユーザーがスマートフォンでradikoを利用しています。

MZ:特に利用されている時間帯などはありますか。

小平:様々なシチュエーションで聴かれているのですが、一番多いのは7時~9時頃といった早朝の時間帯です。主に通勤・通学時が多いと予測しています。

radikoがデジタル広告に乗り出す理由

MZ:radikoでは、2018年7月からオーディオアドの実証実験を開始していますね。サービス提供の背景を教えてください。

小平:背景にあるのは、ラジオ広告費の低下とデジタル広告費の増加です。現在デジタル広告に流れつつある広告予算ですが、オーディオアドを開始することにより、そのデジタル予算を少しでもラジオ業界に取り込み放送局様に還元したいと思い、サービス提供に乗り出しました。

MZ:現在は正式にサービス提供されているのですか。

小平:2018年7月、東京でスタートし、同年10月に大阪に拡大しました。それ以降も順次拡大し、現在は関東(1都3県)・関西(2府4県)・中京・北海道・福岡の39局様にご参加いただいております。とはいえ、まだまだ本格サービス開始までには様々な課題もあり、現在も引き続き実証実験を継続しています。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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