SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

AR技術で立体的な動画広告を実現 ZEPPELIN、電通デジタルらと新広告サービスを開始

 AI・ARを中心とした先端テクノロジーによって事業創出を行うZEPPELIN(ツェッペリン)は、電通デジタル、KDDIと業務提携し、ARプラットフォーム「ARaddin(アラジン)」の提供を開始した。

 「ARaddin」は、「ユーザー自身が積極的に見たくなる広告」をコンセプトにZEPPELINが独自開発した広告サービスだ。AR技術を用いて事前に登録したビルをスマホのカメラで覗くとAIが認識し、人物、キャラクターなどの動画広告がビルから飛び出す仕組みになっている。これにより、単なる広告ではない「体験型エンターテインメント」として商品・サービスをユーザーに訴求することが可能となる。また、AR技術によってユーザーにパーソナライズされたコンテンツを提供できるため、エンゲージメントをより高める効果が期待できる。

 また同社は、KDDIとの業務提携により、KDDIが戦略パートナーシップを結ぶ米国企業SturfeeのVisual Positioning Service(以下、VPS)技術を「ARaddin」に搭載する。

 VPSとは、スマートフォン・スマートグラス(眼鏡型デバイス)に搭載されたカメラ越しの画像と3Dマップを照合し、向きや方位まで含む位置情報を特定する技術。「ARaddin」ではこの技術によってビルの場所や形を捕捉し、広告を出すことが可能だ。これにより、よりシームレスでダイナミックな顧客体験の提供が期待できる。

「ARaddin」の利用シーン一例
「ARaddin」の利用シーン一例

 なお、このサービスの広告費の一部はビル所有者が受け取れる仕組みになっている。同社はこの仕組みを機能させるために、広告主とビル所有者をマッチングさせるためのプラットフォームサービスや、ビルの「所有比率」に準じて広告費を分配するサービスなども提供していく予定だ。

【関連記事】
電通、SHOWROOMと資本業務提携 電通デジタルと協働しマーケティング活動とメディア事業の強化へ
電通デジタル、トレジャーデータ、パーソルP&T他が協業、カスタマーサクセスソリューション提供へ
電通デジタル、「DataRobot」と「KARTE」の連携ソリューションを提供開始
KDDI、スマートフォン位置情報による人口動態データを提供へ 新規出店やタクシー配車需要予測に活用
KDDIが提携するスマートグラス「nreal light」向けにメルカリが類似商品検索アプリを開発

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/11/26 13:30 https://markezine.jp/article/detail/32457

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング